■ 2017年5月16日 「一番前を走っているからついて来い。」と上司は言っていました。
私は上司の背中にぴったりついて走っていました。
ところが上司が突然いなくなりました。
初めて私は、青い目をした知らない若者が先頭を走っていることに気がつき、呆然としました。
次の日、二人目の上司がやって来ました。
前日のことがあるので、私は距離を保って後衛に甘んじることにしました。
やがてその上司が目の前から消えました。
そのとき私は別の道に分け入ろうとしていたのです。
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