■ 2017年5月18日 「現象学」という本が本箱から出てきました。
難解な哲学の本でした。
読み終わってから表紙の裏に戻ると、著者のサインと父の名前が同じ筆跡で書いてある。
どういうことだろう。
高卒の父は「大学なんか行かんでいい。」と言うような無教養人でしたから……。
ところが後になって聞かされた母の話によれば、高校生の私が東大志望だとわかると、父は五十を過ぎてからひそかにどこかの大学の通信講座を始めたらしく、私が大学生のとき、その大学を卒業していました。
先日、電話で尋ねると、傘寿の父は言いました。
「そんな本、知らんなあ。」
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