■ 2017年5月24日 「自分の学問を打ち立てるぞ。」
そう豪語し最優秀の成績で東大文一に入ったSは、持ち前の鋭い感性で本質をわしづかみするような天才肌がみなぎる青年でした。
Sは講義を批判し、思索をめぐらせては、ノートにしたためていました。
私が社会人になって数年後、別の友人から驚くべき話が入ります。
Sが必修科目で単位を取ることができず退学したらしい。
私にはSが落第するなど考えられません。
いったいどんな答案を書いたのだろう。
しかし卒業を急いでいた私はSがあのとき抱えていた問題の大きさと深さに気づくことができなかった。
さらに重大なことは、赤レンガの砂時計から飛び出したSのその後の消息がいまだに杳として知れないことです。
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