■ 2017年5月27日 「こんな夜に爪なんか切って、親の死に目に会えなくなるよ。」
家庭教師先で母親が息子に注意しました。
大学2年生だった私も、そう教えられたので、爪を切るなら朝にしていました。
すると高校1年生の教え子が言下に言います。
「お母さん、ばかじゃないの。そんなの迷信だよ。暗いところで爪を切ってけがをしないために昔の人がそう言い聞かせただけだよ。ねえ、先生?」
私は一瞬言葉を失いましたが、すぐに計算が働いてこう言ったのです。
「そうだね。」
本心とはまったく裏腹な一言。
これで私は家庭教師の面目を保つことができました。
しかしずっと守ってきた約束を破ってしまったみたいな取り返しのつかない心持ちになりました。
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