■ 2017年5月30日 「否定の否定としての社会主義革命は?」
まず近代市民社会における私的所有が「否定」されて資本家の所有に移行する。
次に革命による資本家の所有の「否定」を通じて勤労者の個別的所有を再建する。
カール・マルクスはちゃんと明記しています。
つまり「否定の否定」は勤労者の個別的所有です。
ところが『カール・マルクス』という本を書いたマルクス主義者のレーニンは、マルクスのこの大切な言葉を語らない。
代わりに哲学を唱える。
「すでに経過した段階を再び、より高次の段階に進む。」
「矛盾と対立の超克に向かってらせん状に発展する。」
こんな格好の良い言葉を理解できる人がどこにいるのでしょうか。
私に主義や主張などありません。
ただこういう絵空事に付き合わされて収奪されてきた市井の民に同情するのです。
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